「ずっと家にいて、体がなまってる…」
そんな悩み、ありませんか？
在宅ワークは快適ですが、その反面、 運動不足やストレス に悩んでいる人も多いのではないでしょうか？
「ジムに通おうと思ったけど、結局続かなかった…」
「仕事が終わると疲れて、運動する気になれない」
「なんだか最近、気分がスッキリしない」
そんなあなたにおすすめなのが「登山」 です！
「登山なんてハードル高そう…」「体力ないし無理！」と思うかもしれませんが、在宅ワーク歴5年の私のような運動初心者でも楽しめて、運動不足もストレスも解消できる最高の趣味なんです。
この記事では、在宅ワーカーやデスクワーク中心の方になぜジムより登山をおすすめするのかを詳しく紹介します！
1. 在宅ワークは運動不足になりやすい！
在宅ワークが増えるにつれ、健康リスクも顕著になっています。
実際に以下のようなデータがあります。
そこからさらに運動不足となると、放置することでより深刻な体調不良につながる可能性も…
そこで筆者がおすすめしたいのが 「登山」なんです！
「ジムは面倒」「ジョギングは続かない」という人にこそ、楽しみながら運動できる登山を試してほしいです。
この記事をご覧いただいたらきっと「やってみようかな…」となるはずです！
2. 登山をオススメする大きな理由
筆者が登山についてなぜそこまでおすすめしたいのかというと、
「1回の登山で、いつの間にか多くのカロリーを消費できること」が一番伝えたかったんです。
これを見てください↓
楽しいことに夢中になっていつの間にかカロリー消費できてたら最高じゃないですか？！
ジムではランニングマシンで消費カロリーを確認していましたが、200～300kcal消費するには、体感で4～5kmほど走る必要がありました。
登山の場合は、登りはきつい時もあるのですが、山頂についた時の絶景や道中の自然に触れ合える楽しさがあるので、まさに「いつの間にか」多くのカロリーが消費されているんです。
もっとも、主に鍛えられるのは足腰なので、腹筋周りを集中的に鍛えたい場合は、別の鍛え方を検討する必要があるかもしれません。
それでも運動を継続的に行う上では私にとって登山はかなり有効でした。
それに、デスクワークの人こそ足腰を鍛えることは大事だと思います。
筋力が落ちることで代謝機能が下がったり、疲れやすい、血流が悪くなるというのはよく耳にしますし将来的なリスクが怖いです。
単に運動習慣を身につけようとするだけでは、なんだかモチベーションが続かないな…と思うことがありましたが、登山にはモチベーションにつながる多くの魅力やメリットがあったので長く続けられるようになりました。
3.筆者が思う「登山の魅力」を５つ紹介！
アウトドアスポーツとして体全体を鍛えられるというのはもちろんあるのですが、それ以外にも登山ならではの魅力が沢山あります。
自然と自分に向き合う時間に
やはり自然と触れ合えるのが良いです。
リモートワークをしていると、ずっとパソコンに向き合っているのでたまに自然に触れ合いたくなることがありました。
都会の喧騒から離れてゆっくり過ごしたいときは登山も選択肢の一つになると思います。
時々立ち止まって小鳥の鳴き声や川の流れる音など、普段聞かないような生の自然音を楽しめるのも癒しになります。
写真はイメージ
映える写真がたくさん撮れる
スマートフォンがあれば美しい自然や風景を撮影できますし、都内からアクセスできる山によっては、富士山や都内の街並みといった絶景も撮影できます。
撮った写真を自身のSNSに載せてみるのも登山ならではの楽しみです。
私としては、ジムよりも登山の方がこういった副産物的な楽しみがあるので続けられている１つなのかなと思っています。
また、一眼レフカメラをはじめとする高倍率のカメラを持っていれば、風景だけでなく枝の上に止まっている野鳥を撮ることもできるので、登山だけにとどまらない「趣味」としての楽しさにも広がります。
お弁当作り～食べるまでが楽しい
リモートワークが中心だと、お弁当を作るのは新鮮な気分です。
私はいつも前日にスーパーで冷食のお惣菜を買い、おにぎりを2～３個ほど作っています。
私は「あくまのおにぎり」と「ハチミツ梅干し」が好きなのでいつもその組み合わせでおにぎりを作っています。
冬場は暖かいインスタントのお味噌汁を保温ボトルに入れて持っていきます。
そして山頂で作ったお弁当を食べた時がまた格別に美味しいんです…！
神奈川の弘法山で撮影
決して手の込んでるお弁当とは言えませんが、絶景を眺めながら食べると格別に美味しいですし疲れが吹き飛びます。
もう少しアウトドア感覚を楽しむなら、卓上バーナーでお湯を沸かしてインスタントラーメンを作るなんかも良いと思います。
イメージ写真
お昼ご飯だけでもこのように選択肢が広がるのは楽しいです。
登山用品が災害時の備えになる
登山を続けていくうちに、さまざまな装備を揃えたくなるかもしれませんが、
非常時に役立つものも数多くあります。
最初のうちはそこまで買う必要はないと思っていますが、例えば以下のようなものがあります。
1.卓上バーナー（お湯を沸かしたり、簡単な料理が可能になる）
2.レトルト食品類（お湯があればすぐにご飯が食べられる）
3.エマージェンシーシート（体温を確保）
・ヘッドライト（暗い場所での足元確認に）
・方位磁針、地図（電子機器が使えなくなった時の代替ツール）
・十徳ナイフ（缶詰を開けたり、紐を切る時などさまざまな場面で重宝）
・ホイッスル（周囲に自分の位置を知らせる）
・登山靴（瓦礫の上を歩いたりガラスが散乱した場所を歩いたりする際に便利）
地震などの災害時は「食料の確保」、「自分の位置を知らせる」、「どんな環境でも行動できる道具」といったものが家に備えられていると安心です。
登山計画を考えるのが楽しい
登山ルートを考えるにしても、例えば都内屈指の人気を誇る高尾山は、山頂に着くまでに6つほどのルートがあります。
どのルートが良いかは全くわからないのですが、そんなときにYAMAPというアプリが大変便利でした。
YAMAPならモデルコースとしてオススメルートの紹介をしてくれるので、私はいつもこれをベースにルートを計画しています。
モデルコースには予想時間や距離、高低差、コース定数(登山難易度みたいなもの)が書かれていて、これが登山ルートを決める際の大事な情報になります。
まずはやっぱり低い山でコース定数の低いモデルコースをそのまま歩いてみるのが変に難しいルートを通らず登れるのでオススメです！登山中はスマホのGPS機能でどこのルートを歩いているのかが分かるので安心です。
また、登山の際には「登山届」という物が必要なのですが、アプリで登山計画を立てたらそのまま届出として提出できるのが楽チンです。
4. 実際に近くの山に登ってみた
それでは、実際に初めて登山をやってみた時の様子をお伝えしたいと思います。
私は都内勤務なので、まずはアクセスが良く初心者向けと言われている高尾山に登ってみました。
初めてだったので、装備は通勤用のリュックにユニクロのウルトラライトダウン、靴はランニングシューズという手持ちのもので済ませました。
王道ルートである１号路をメインに、自然も楽しみたかったので途中で３号路に行きました。
１号路は全ルートで舗装されているのでスニーカーでも問題ないです。こんな感じでした↓
途中の分岐点で進んだ３号路はある程度踏み固められて歩きやすいのですが、基本は土の道で木の幹を踏む箇所もあって滑りやすいので、下山者とすれ違うときは注意が必要でした。
個人的には、ランニングシューズではこのルートはちょっと危険だと感じました。
（すれ違う下山者もみんなちゃんとした装備でした）
高尾山に着くと、富士山が望めて絶景でした！！
この時のお昼ご飯は手作りおにぎり3つでした。（いつ見ても出来栄えがひどい）
帰りはリフトに乗りました。道中で都内の風景が見れるのでおすすめですよ。
高尾山であればお昼休憩含めて往復3時間程度で登山を楽しめるので、興味本位で始めた私にとってはちょうど良かったです。
ただ、高尾山は人気の山なのもありやはり人が多いです。昼時はご飯を食べる場所選びに少し苦労します。
時間をずらすなどの工夫があるとゆっくり富士山を眺めながらご飯を食べることができそうです。
5.登山によって何が変わった？
かれこれ私は5回程近場の山を登ってますが、足腰が鍛えられてるのか、疲れにくくなったと感じます。
特に休日は、以前よりも活動的に外出するようになりました。
ずっとデスクワークだと同じ体勢で筋肉も凝り固まるので、普段負荷をかけているところを効果的に刺激を与えられているんだろうなと思います。
また、休日に何するか考えるときに、登山が選択肢の一つになりました。
低い山でも1回の登山だけで1000kcal近くは消費するので、月1程度でも継続して登れたら十分運動になるのではと思います。
私は徐々に高い山を目指したくなり、最近では標高1200mほどある大山という山にも登りました。
この山は岩場も多くキツかったです笑
7月には日本の最高峰「富士山」への登山が解禁されるので挑戦してみたいと思っています。
それまでにはしっかり足腰を鍛えておく必要があるので、これも継続的に登山をやるモチベーションに繋がっています。
6. 次の休日、山に行こう！
運動習慣をつけるためにジムに通おうとして続かなかった私ですが、登山なら月1~2で継続的にできるようになりました。
ジムだと月額費用がかかって中々行かなくなったときのモチベを上げるのが大変なところがありましたが、登山であれば近場の山はいつでも登れますし、一度靴などの最低限の装備さえ買えばあとは交通費ぐらいしかかからないので、長期的に見れば安上がりです。
毎回ちょっとした旅気分で楽しめるのも良いですね。
リモートワークの方で運動習慣を身につけなければと思って悩んでいる方へ、私は登山を推します！
ぜひ次のお休みに近場の山に登りましょう！